本日(2017年6月14日)、京都大学での広井ゼミ「現代社会論演習」の一環として、鎮守の森ヨガセラピーを実施しました。

まず前半では、臨床心理士でありヨガ指導者でもある米澤紗智江さんのガイダンスにより、教室内で40分程度のヨガセラピーを行いました。続いてこうした療法のもつ意味や統合医療との関わり等についてディスカッションがなされました。

後半ではキャンパスのすぐ脇にある吉田神社に舞台を移し、神職であるとともに医療福祉に造詣が深く、「神林浴」を提唱されている本間裕康さんより、日本での伝統的な自然観と心身の癒しとの関わりに関するレクチャーが行われました。

インドに源流をもつヨガと、日本での「鎮守の森」に象徴される生命観が深い次元で接点をもつことが示され、伝統に根ざしたコラボレーションのもつ創造性やシナジー効果が立ち現れるセッションとなりました。今後もこうした試みを深め、発展させていければと思います。(広井記)

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